砂漠ツアーに申し込む方法、ツアー代金など
マラケシュ発のメルズーガ砂漠ツアーは数多くあります。基本は2泊3日、短いもので1泊2日のものもあります。
おすすめはやはり2泊3日のツアーです。
各ツアーの行き先は大体同じで、以下の通りかと思います。
【1日目】
「アイト・ベン・ハッドゥ(世界遺産)」、「ダデス渓谷」を観光し、ワルザザードで宿泊。
【2日目】
「トドラ渓谷」、「メルズーガ大砂丘」を観光。メルズーガ砂漠ではでラクダに乗って砂丘を歩き、砂丘でサンセットを拝む。夜は砂漠に設置されたテントで宿泊。
【3日目】
マラケシュに戻る。(ほぼ移動の1日です)
宿泊代金や食事代(朝食、夕食のみ)はツアー料金に含まれるというのが普通ですが、それでもツアー料金に大きく差があったりします。
これは、宿泊ホテルや食事の豪華さだったり、砂漠でのアクティビティ内容の充実度で変わってくるようです。
安いツアーでは1万円を切りますが、高いツアーだと平気で5万円を超えてきます。
今回、私が申し込んだツアーは恐らく最低ランクのものだった思います。
この最低ランクのツアーは日本から事前にWEBで申し込めますが、現地で申し込むのが断然お得。
マラケシュの旧市街(メディナ)を歩いていれば、いたるところでツアー代理店が砂漠ツアーの看板を掲げていますし、うざったいくらい声をかけてきますので、心配する必要はありません。
また、今日の明日という土壇場の申し込みも可能です。全く問題ありません。
費用はというと、私が声をかけた代理店は80ユーロ(≒10,000円※1)もしくは、800Dh(≒9,200円※2)でした。
※1:1ユーロ≒125円(2019年4月時点)
※2:1Dh≒11.5円(2019年4月時点)
当時の相場ではデュルハム(Dh)で支払った方が得なので、800Dhの代理店で申し込みをしました。
このツアー料金のシステムですが、300Dhを代理店に申し込み当日に支払い、残り500Dhをツアー会社にツアー当日に支払うというものです。
従って、代理店で値切ることができる金額は300Dhに対してのみになります。800Dhを500Dh以下に値切ってもらえたということがあれば、怪しいと思った方が良いです。
私も値切りに挑戦しましたが、全く応じてもらえませんでした。(コミュ障は値切り交渉が苦手なのです)
ちなみに、最低ランクツアー参加者は私を含めて4人おり、ドイツ人カップルがそれぞれ750Dh、香港人は700Dhを支払ったとのことでした。
私が一番高い料金を支払っていました・・・。(情けない)
砂漠ツアー代金支払い時の注意点
ツアー当日に残りの500Dhをツアー会社に支払うのですが、ここで注意が必要です。
ツアー当日にツアー会社の人がホテルまで迎えに来てくれます。集合場所まで彼と一緒に歩いて行くのですが、その道中、彼にツアー代金(500Dh)とチケット(代理店から渡される)を渡すよう言われました。
特段疑う必要もないので、言われた通りに渡しました。
集合場所に着いて、ツアー用のミニバンに乗り込むよう促され、その通りにします。
そしてツアー開始。
車が走り出して数分後、添乗員?がツアー代金の回収に周り、皆500Dhを支払っています。
(このタイミングで少しマズいと思いました。私がお金を支払った相手は見当たらないし、彼の名前も分からない。既に払っていることを証明することができないのです)
そして、添乗員が私の席に周ってきました。
案の定、ツアー代金を出せと言ってきました。
もちろん、「既に支払った」、と言ったのですが、「誰に、いくら支払った?」、「払った相手は我々じゃなくて代理店にだろ?我々に別途支払う必要がある」と言い返されます。
私はひたすら、「今日私を迎えに来たやつに500Dhとチケットを渡している」、「代理店には300Dh支払っていて、既にトータル800Dh支払っている」と言っているのですが、分かってもらえない。(納得してもらっていないか、私の英語が下手で理解してもらえていないのか・・・)
しばらく揉めた後に、運転席の方から人が振り返って、「俺、そいつから金もらってるわ」と言い出しました。
その人はまさに私から500Dhを回収した人です。
私が正しいことが証明され、問題が解決して一安心した一方で、ちょっと腹が立ってきました。
居たんだったら、早く助け船を出してくれても良かったじゃないか!
もしかして・・・、あわよくば私に500Dhを追加で払わせ、既に払った500Dhをポケットに入れるつもりだったのか?と勘ぐってしまいます。
まあ、何が言いたいかというと、ツアー会社に支払う分の代金はバスに乗ってからの回収になります。事前に支払っても良いと思いますが、その場合は相手の名前を聞いておくとともに、その人の所在をしっかり把握しておいた方が良いです。
私の場合は、支払った相手が同じバスに乗っていたから良いですが(私は気づいていませんでしたが)、ツアーバスは何台もあります。相手が違うバスに乗っていたらと思うとゾッとします。
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