2024年7月にスリランカ旅行をしてきたので、参考までに思ったことや私の旅程等をメモしていきます。
旅行全体を通しての所感と小ネタ情報
スリランカ滞在は実質6日でしたが、シーギリヤ、アヌラーダプラ、ポロンナルワ、ダンブッラ、トリンコマリー(ニラヴェリ)、エッラ、コロンボを観光しました。
楽しめはしたのですが、欲張り過ぎてしまい、かなり無理をした旅程となってしまいました。
スリランカは全体的に物価が安く、特に交通費は相当安く済ませることができます。
鉄道の3rd classでの移動が最も安いのですが、本数が少ないため少々不便。
一方、バス網は発達しており、観光客が行くような場所へは本数も多く運行されているため、バスの利用が必然的に多くなるのではないかと思います。
トゥクトゥクは高く、そしてウザいです。ただ、いざという時に便利なので、上手く使うと良いと思います。
旅行の中で最も高くつくのは、シーギリヤやアヌラーダプラ、ポロンナルワ等の遺跡地区への入場料です。(シーギリヤは入場料35USD!!)
ドリンク類は日本よりも若干安い程度。(水1.5Lペットボトル、コーラ等のソフトドリンクが400mLで170ルピー)
食事は安い。安い割に量が多くて食べきれなことが多かったです。
宿(ドミトリーではない)は10USDくらいで宿泊できますが、たまたまなのか、私が宿泊した部屋の床はどこも沢山のアリが這っていました。実害は無かったですが。
とりあえず、こんなところでしょうか。
スリランカ観光の旅程
1日目:移動日
成田12:00発 ⇒ タイ(バンコク)16:30着 ⇒ タイ(バンコク)21:40発 ⇒ スリランカ(コロンボ)23:55着。
空港のATMでキャッシングして現地通貨(スリランカルピー)を入手。また、SIMカード(50GBツーリストプラン/9USD)を購入。
深夜にバスは走っておらず、その他移動手段は高くつく&ホテル代が勿体無いので、この日は空港内のベンチで仮眠。
↑バンダラナイケ国際空港↑
2日目:ダンブッラ石窟寺院観光
朝7時頃起床し(案の定、あまり寝れなかったが)、バスでコロンボ市内へ移動。
なお、空港で色々聞き込みをした限り、空港敷地内にはコロンボ行のバス停はなく、空港から約600m離れたAvariawtta Bus Standから乗るしかないようでした。
Avariwatta Bus Standからコロンボ市内までは約30分。バスはエアコン付きで高速道路を走ってくれました。
費用については色々揉めて400ルピーの支払い。(1,000ルピー払ったら400ルピーのお釣りを渡され、高すぎないか?と文句を言ったら600ルピーにお釣りが増えた。まだ高いだろって言ったらブチ切れられた…。)
正規料金はいくらか分からずです。
コロンボでは何する訳でもなく、すぐにバスターミナルに向かい、バスでダンブッラへ移動。
↑Colombo Bus Stand↑
ダンブッラ新市街のバス停で降車し、そこから歩いてダンブッラ旧市街へ。
↑ダンブッラ新市街バス停付近↑
ダンブッラ石窟寺院を見学。
↑ダンブッラ石窟寺院↑
ダンブッラ石窟寺院を観光後、すぐに新市街のバス停へ戻り、アヌラーダプラへ移動。
アヌラーダプラのオールドバスターミナルで降車し、近くのゲストハウスに宿泊。
3日目:アヌラーダプラ遺跡地区観光、ニラヴェリで海水浴
ゲストハウスで自転車を借り、朝8時頃から11時頃までアヌラーダプラ遺跡地区を観光。(たった3時間では全く見きれない。もっとゆとりを持った旅程にしていればと後悔。)
↑アバヤギリ大塔(アヌラーダプラ遺跡地区)↑
ゲストハウスのオーナーにトゥクトゥクでニューバスターミナルへ送ってもらい、11時50分のバスに乗ってトリンコマリーへ移動。
↑Anuradhapura New Bus Stand↑
アヌラーダプラ~トリンコマリーまでの所要時間は約3時間。費用は410ルピー。
※アヌラーダプラ~トリンコマリーへの「直通バス」は3本/日しかなく、全て午前中の便とのことで、11時50分が最終便(ゲストハウスオーナー情報)。
トリンコマリーバスターミナルに到着したらすぐに別のバスに乗り、ニラヴェリへ移動。
トリンコマリー~ニラヴェリまでの所要時間は約30分、費用は129ルピー。
Google Mapで現在地を確認しながら、宿泊予定のゲストハウスあたりで適当に降車し、そこから徒歩。ゲストハウスにチェックインし、海パンに着替えてニラヴェリ・メインビーチへ。
↑ニラヴェリ・メインビーチ↑
人少なめ。波強め。海の透明度は高め。
4日目:シーギリヤ・ロック観光
朝7時から海水浴。(他に誰もおらず、ビーチを独占)
ゲストハウスで塩水を洗い落としてチェックアウト。
ニラヴェリのバス停(District Siddha Ayurvedic Hospital のすぐ近く)からバスに乗り込み、トリンコマリーへ。費用は100ルピー。
↑ニラヴェリのバス停付近↑
しかし、10分も乗らない内にバスが故障。
動く気配が全くないのでトゥクトゥクでトリンコマリーまで移動。
(たまたまバスで一緒になった日本人のお姉さんに奢ってもらいました)
トリンコマリーからダンブッラまでバスで移動し、ダンブッラ~シーギリヤをトゥクトゥクで移動。(シーギリヤまでの直通便は無かったので、ダンブッラを経由)
なお、最初にハバラナを経由することで考えていたが、途中でダンブッラ経由としたので、同じバスに乗っていながら運賃を2回払いました。
(トリンコマリー~ハバラナ:327ルピー、ハバラナ~ダンブッラ:116ルピー)
トリンコマリー~ダンブッラまで1回で買うよりも高くついているかは不明。なお、所要時間は約3時間。
ダンブッラ~シーギリヤはバスで移動を考えていたが(ダンブッラ新市街のバス停で乗れる)、トゥクトゥクのドライバーに次の便まで1時間近くあるからトゥクトゥクで行こうぜと売り込みを受け、5,000ルピーでダンブッラ~シーギリヤを往復した。本当か否か、ボッタくられているかは不明。
シーギリヤ・ロックの遺跡入場料は35USD。
シーギリヤ・ロック登頂(1,200段の階段を登る)はめちゃくちゃ大変と色んな人が言っていましたが、以外とそうでも無かったです。(無駄にハードルが上げられたか)
↑シーギリヤ・ロック↑
ダンブッラ新市街のバス停に戻った後、バスに乗り(41番か48番のバスに乗ればポロンナルワに行ける)、約2時間でポロンナルワに到着。運賃は276ルピー。
この日はポロンナルワのゲストハウスに宿泊。
5日目:ポロンナルワ遺跡地区観光
ポロンナルワのゲストハウスでレンタルした自転車でポロンナルワ遺跡地区を観光。
遺跡地区の入場料は30USD。
アヌラーダプラと比べて遺跡がコンパクトにまとまっており、道も分かりやすく、観光しやすい。
個人的にはアヌラーダプラよりもポロンナルワの方が好きです。
↑クワドラングル(ポロンナルワ遺跡地区)↑
ポロンナルワからキャンディ行のバスに乗るため、遺跡地区近くのバス停からバスに乗り東に約4kmの位置にあるバスターミナル(Kaduruwela Bus Stop)に移動。運賃は40ルピー。
(遺跡地区近くのバス停からキャンディ行のバスに乗ることはできるが、座れない可能性があるためバスターミナルから乗った方が良いかと)
↑Kaduruwela Bus Stop↑
バスターミナル(Kaduruwela Bus Terminal)からキャンディまでは所要約6時間。
キャンディ到着後、駅に行き、ダメ元でエッラ(Ella)行のチケット(本日夜行 or 翌日)を買えるか聞いたが、やはりダメでした。明日の8:00に来いとのこと。
この日はキャンディのゲストハウスに宿泊。
キャンディでは何の観光もせず。
6日目:エッラ/ナインアーチブリッジ観光
鉄道でのエッラ行は諦め、バスでエッラに行くことにしました。
キャンディからエッラ行のバスは7:45と11:45の2便あり。7:45便に乗り込み。
所要約5時間で、運賃は600ルピー。鉄道の3rd class席よりは高いが、バスの方が乗車時間が約1時間短いです。
バスはヌワラ・エリヤ等の高原地域を蛇行しながら抜けて行くので、かなり揺れる。基本、スリランカのバスは空調無のため窓を全開にしているが、高原地域ではあまりの寒さに窓を閉めました。(天気が悪かったのもあると思います)
エッラのバス停からナインアーチブリッジまでは約2.5km。徒歩で往復。
↑エッラ・バス停↑
エッラは小さい町だが、完全に観光地と化しており西洋人で溢れかえっていました。
↑ナインアーチブリッジ(エッラ)↑
エッラからバスでバンダーラウェラまで移動。所要約30分で、運賃は94ルピー。
バンダーラウェラからコロンボ行のバスに乗車。所要約6時間で運賃は756ルピー。
※エッラからも各所への長距離バスは出ていますが(本数は少ない)、コロンボ直通はありません。
この日はコロンボ・フォート駅近くのゲストハウスに宿泊。
12時間以上バスに乗っていたのでケツが痛い。
7日目:コロンボ観光、出国
ペター周辺、海岸線(ゴール・ロード)を散策した他、土産物を買うためにアルピコ(スーパーマーケット)へ。
↑ジャミ・ウル・アルファー・モスク(ペター)↑
市バス網が発達していて便利です。上記行動範囲を移動するのに片道運賃は約35ルピーと安い。
ただし、どこから乗っても大抵混雑しているので、座れません。
バスに乗ってからお金を財布から出している余裕はないので、事前に用意しておいた方が良いです。
(急発進・急停車しまくるので、手すりを掴んでいないと、体が吹き飛ばされる)
空港へはコロンボ・フォート駅北のバス停から187番のバスで行けます。
↑空港行バス乗り場↑
私が乗ったバスはエアコン無の高速道路を使用しないバスで、空港まで1時間以上掛かりました。
運賃は200ルピー。
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