ジャマ・エル・フナ広場(Place Djemaa el Funa)(以降:フナ広場)といったら、夜の屋台群やその喧騒、テラスから眺める夜景が有名だったりします。
では、昼のフナ広場はというと。
屋台の大半は閉まっており(組立てられてすらいない)、やっているのは「ジュース」、「ドライフルーツ」、「ボディーペイント」などの屋台や、「猿回し」、「蛇使い」などの大道芸です。
ジュース屋台
ジュース屋台は朝早くから営業しています。価格は一番安いオレンジジュースで4dh(≒46円※)、種類により10dh(≒115円)くらいになるようです。
※1dh≒11.5円(2019年4月時点)で計算。
ジュースの種類はオレンジをメインにグレープフルーツやレモン、カボチャなんて変わり種もあるみたいです。
どれも搾りたてでフレッシュなので、腹を壊すということは基本的にはないと思われます。
ちなみにこのジュース屋台、たかだか1杯50円以下(日本人感覚)のオレンジジュースを売るために、かなり客引きをしてきます。
ジュース屋台群を歩いていると、大きな声で延々と客引きされるため、若干「ウザい」と思ってしまうかもしれません。
大道芸
猿回しや蛇使いがそこら中に居ます。
良くあるトラブルが、勝手に彼らの写真を撮って、法外なチップを要求されるケース。
事前に交渉すれば10dh~20dhのチップが相場ですが、勝手に撮って一度揉めてしまうと足元を見られて?高く請求されることがあるそうです。
また、彼らのパフォーマンスも決してタダではないので、ある程度見ていたりするとチップを要求されます。
日本や西欧諸国ではパフォーマンスが気に入ったらチップを下さいというスタンスですが、ここモロッコではパフォーマンスは商品みたいなものなのでチップが必要になります。
これは文化の違いみたいなものなので、仕方がないと思います。
チップを払いたくない人は、遠目でチラリと見るに留めるのがベターです。(私はそうしました)