アトラス山脈について
アトラス山脈はモロッコからチュニジアにかけて東西にかけて走る山脈で全長2,400kmにも及びます。
アトラスの由来はギリシャ神話に登場するアトラス神です。両腕と頭で天の蒼穹を支えるとされる巨躯の神であり、この名を冠されているこのアトラス山脈がどれだけ巨大かを物語っています。
アトラス山脈越えについて
マラケシュ発のメルズーガ砂漠ツアーは、マラケシュ⇒ワルザザード⇒メルズーガの経路を辿るのが殆どで、アトラス山脈の最高峰トゥブカル山（4,165m）を有するオート・アトラスという地域を越えていくことになります。
道路は舗装されており、車が大きく揺れるということはありませんが、くねくねと蛇行する道路を走行する際に、車は不規則な加減速を繰り返します。
乗り物酔いに弱い私のような者はイチコロです。
そこで準備したのが酔い止め薬。
酔い止め薬「ナウタミン（NAUTAMINE）」
酔い止め薬を事前に日本で買ってきたという人なら問題ありませんが、そうでない人も多いと思います。
実際、私は持っていませんでした。
でも大丈夫。
マラケシュの薬局でも購入することができます。
酔い止め薬を欲しい、と店員に伝えて出てきたのがナウタミン（NAUTAMINE）。
20錠入りで16.2Dh（≒185円※）とお手頃価格です。
※1Dh≒11.5円（2019年4月時点）として計算。
パッケージや取扱説明書はフランス語で書かれて読めませんが、色々調べた結果、内容としては以下のようです。
・車に乗る30分前に服用する。
・12歳以上は1回につき1～1.5錠。
・継続使用する場合は6時間毎。
・1日の服用限度は6錠。
このナウタミンのお陰？で車酔いに弱い私も難なくアトラス山脈越えができました。
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